随时贴近社会需求的日本便利店

日本特许经营协会（Japan Franchise Association）与当地住民及自治会协作的“安全站（SS）活动”，促进了各连锁便利店成为所在街区的安全基地。在店铺门上张贴活动海报，加强该店铺的防犯对策，有些地区会有警察巡逻，在紧急情况下还成为保护女性、儿童及老年人的避难场所。

此外在几乎没有普通商店、而被称为“购物弱者”的老年人较多的偏远地区，便利店的移动销售车则大显身手。为节能环保，将店内照明改为耗电较少的LED灯管，并将店铺产生的废油或厨房垃圾进行循环再利用。

如今，以亚洲为中心，在海外的日本便利店也日益增加。有些便利店公司的海外店铺数已经超过了国内的店铺数。日本培育出多彩的便利店体系，将来定会在海外得以广泛的普及活用。

左／贴在店头的“安全站（SS）活动”海报，突出了为地区安全做贡献的店铺形象。

右／银行自动柜员机如今已成为便利店中必不可少的服务项目。罗森已与约60家银行建立了协作体制。

以下为日文原文：

日本フランチャイズチェーン協会が住民や自治会と取り組む「セーフティステーション（SS）活動」は、各チェーンのコンビニがそろって町の安全拠点になるのを助けました。ドアに貼った活動ポスターは、そのお店の防犯対策がきちんとしていて、地域によっては警官の巡回があり、緊急時に女性や子どもやお年寄りを保護してくれる頼もしい避難所だということを示しています。

また、店舗がほとんどなく、「買い物弱者」と呼ばれるようなお年寄りが多く住む過疎地では、コンビニの移動販売車が活躍しています。省エネや環境に配慮して、店内の照明に消費電力の少ないLED電球を使ったり、お店で出る廃油や生ゴミをリサイクルしたりといった取り組みもされています。

今、アジアを中心とした海外にも日本のコンビニエンス・ストアが増えています。海外店舗数が国内の店舗数をしのぐチェーンも出てきました。日本で培われたコンビニの多彩なシステムが、将来、海外でも生かされていく可能性があります。

下左／「セーフティステーション（SS）活動」のポスターは、地域の安全に貢献する店の印

下右／今やコンビニに必要不可欠な銀行ATM。ローソンでは約60行と提携する